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「身体障害者補助犬使用者・交流会」のお知らせと報告
「身体障害者補助犬法案」が2002年5月に全会一致で可決・成立しました。
本法律では、身体障害者を補助する「盲導犬、介助犬、聴導犬」を身体障害者補助犬と定義し、補助犬同伴を障害者の権利として認め、施設側に補助犬受け入れを義務化しているだけでなく、育成団体および使用者にも補助犬に対する管理責任が規定され、補助犬の質を確保する内容になっています。
今まで、盲導犬・聴導犬・介助犬の使用者が、お互いに交流し情報交換するような機会はほとんどなく独自に活動してきました。
補助犬が適切に普及するには、使用者が互いの現状と課題を理解し、協力して活動していくことが望まれます。
補助犬法成立を機に、補助犬使用者が共に活動するきっかけとして、「身体障害者補助犬使用者・交流会」を開くことになりました。
1 日時 平成14年7月20日(土) 午後1時30分〜3時30分
2 場所 東京都港区立三田福祉会館・会議室
   (東京都港区芝4−1−17、TEL03−3452−9421)
3 内容 1.身体障害者補助犬使用者交流会・開会挨拶 2.来賓挨拶
3.補助犬使用者自己紹介(約20名)
4.身体障害者補助犬法・概要説明
5.補助犬の現状と課題
6.質疑
7.今後の活動などについて
8.閉会
全日本盲導犬使用者の会 会長 清水 和行
身体障害者補助犬を推進する議員の会
 会長 橋本 龍太郎 衆議院議員(交渉中)
日本介助犬アカデミー 専務理事 高柳 友子
盲導犬使用者 清水 和行
聴導犬使用者 松本 江里
介助犬使用者 木村 佳友
4 懇親会 場所:

時間:
ファミリー・レストラン「KASA」田町店
      (tel03−5443−7595)
午後4時〜5時30分
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会議報告
平成14年7月20日、(土)、はじめての「身体障害者補助犬使用者交流会」が開催されました。
 どう読んでもかたっくるしくて面白くなさそうなこの名称の催し物。
でもみなさん!集まってきたのは全員が胸に真っ赤な太陽をかかえたような人たちばかり!
熱くならないわけがない!
エキサイティングでとってもやさしいミーティングとなりました。
 問題は「名称」じゃなくって「中身」。そう、どんな人たちが集まってどんな話をしたかですよね。

当日は盲導犬使用者14名、介助犬使用者5名、聴導犬使用者3名が全国各地から集まりました。そしてそれを支え、応援してくれる人たち。総勢約60名。
会場となった福祉施設の会議室はもう熱気むんむん。
そしてもちろん補助犬たちも!!
都合でワンちゃんをつれてこられなかった方もあったようですが…。

とにかく、こんなにたくさんの補助犬たちが一同に会するのはまちがいなく初めてです!!
もうそれだけで面白い。それだけで殺風景な会議室が社交場に!
あちこちで「犬談議」が始まります。
ほとんどの人が初対面なはずなのに、もうとってもなごやか。
これがワンちゃんたちの持つ「魔法」なのかも。

おっとそろそろ「会議」のはじまりです。まじめにまじめに。
「会議」のレポートが面白いわけないんですけど、とりあえず「性格」(??)に伝えなきゃね。
しばらくおつきあいのほどを!!

申し遅れました。
わたくし、「会議」の後の「懇親会」に誘われて、のこのこ和歌山から花の東京へまいりました林と申します。
ベッキーというかわいい盲導犬につれられて…。

さあ、あちこちで話がもりあがり、定刻をすこしまわってのスタート。
時計を見ると『午後 1 時 37 分』っていってたような…。

まずは開会の挨拶。
これはうちの会の清水会長@ティップがあいつとめました。
あいかわらず すきのない見事さ!
「このミーティングの意義は三つあると思います。
ひとつはこの5月の『補助犬法」の成立をみんなでお祝いすること。
ひとつは補助犬の仲間たちが顔をあわせ親睦をはかるということ。
そしてもうひとつは今後の課題をどう歩調をあわせてはげましあって歩き出すかということ」
といったような内容の挨拶だったかな。

続いて「来賓挨拶」
これには何人かの法律を推進くださった国会議員のみなさんからメッセージや祝電がとどいてました。
ほんと、熱心にとりくんでくださったみたい。
あっ、これはいやみではなくて本当にそう思える内容でした。

さあ、おまちかねの補助犬使用者の自己紹介。
時間の都合でひとり一分。
人数も多いのでとても覚えきれませんでしたが、ワンちゃんたちの名前が面白くて。
ぼくが印象に残ったのは、聴導犬の柴犬の「ミオ」、介助犬の「ワカ」
そしてけっこう同じ名前のがいたような…。
この後の懇親会にそなえて必死でチェックしてたんですけど、なかなか名前って覚えられませんよね。
そうそう、会場では手話通訳とOHPによる速記がおこなわれていたようです。

さて、どんどんいっちゃいましょう。

つぎは「身体障害者補助犬法概要説明」
わあ、出たア。むっずかしそう!!
でもご安心を。
これまで介助犬たちを応援しつづけてこられた『日本介助犬アカデミー」の高柳智子先生(超美人の内科医(がやさしく教えてくれました。ほんと、よくわかりましたよ。
でも、時間がないのでこれについてはほかの人のレポートにパスしますね。

つづいて「補助犬の現状と課題」と題して三名の方がお話されました。

盲導犬使用者の代表は、もちろん清水会長。
この人意外にあれほど見事に話できるのは、ぼくの知る限りいないと思いましたね。
さすがさすが。
くわしい内容は本人にパス。


聴導犬使用者の代表は東京在住の松本リエさん。
あの柴犬の「ミオ」ちゃんといっしょに登場。
彼女は中途失聴(こんな言い方するのかどうか?)だそうで、自分の声でお話されました。
とてもチャーミングで魅力的なお話し振りでした。
後できいたら唇も読めるとか。
まったく通訳いらずで、ぼくなんかも普通に(おせじぬきで)お話できました。
印象にのこったのは、外でのワンちゃんの活躍の話。
ミオちゃんは松本さんの名前をだれかが呼ぶと、ちゃんとおしえてくれるんだって!!
「ほらほら、呼んでるよ」って。
病院でまってたり、町で知り合いにあったりと、けっこう活躍の機会があるとか。
それと
「いろんな音を機械でおしえてくれる。たとえば電話がなると光るなんてのはありますが、それを使うということは、ずっとそこに注目していなければならないんです。
それにくらべて、犬はわたしがどの部屋で用事をしていようと『だれかきたみたい』『ほらほら電話だよ』って教えてくれます」
ううん、なるほど。これは気がつかなかった。

介助犬使用者の代表は兵庫からこられた木村良知さん。
黒ラブのシンシアちゃんといっしょ。
この方は脊髄損傷で手足がご不自由で、電動車イスにのっていたようです。
体温調節にも障害があるとかで、首の後ろを氷で冷やしながらの、それでもなごやかでやさしいお話ぶり。
さっすがだなあと感心してしまいました。
いろいろおどろくような話ばかりでした。
とくに電車にのるのに、いちいち会社ごとに試験をうけるのだそうで。
こりゃたいへんだ。うちのベッキーなんか試験にとおるかしら??
車イス仲間に介助犬を勧めると
「木村くんを見てたらたいへんそうだもの。もっとがんばってもらいやすく、うけいれられやすくなったら…」
っていわれるらしい。今度の法律ですこしはよくなるのかなあ。

もっとくわしく書くべきなんでしょうが、それはまたの機会、ほかのレポーター(そればっかり)に。

この後、質疑応答があり、それぞれのユーザーがそれぞれの立場でいろんなことを聞きあい、教えあいました。
時間の都合で十分とはいかなかったかな。
これだけで約2時間。
あっという間でした。
今後も何らかの形で継続してこのような会をもちたいとの全員一致の決議(といっていいと思います)で、なんとか無理矢理に終わったのでした。

さあ、この後は場所をかえての「懇親会」
いよいよぼくの出番??です。
でも、このレポートはこのへんでおわりにしときます。
長々とおつきあいどうもでした。

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