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奄美紀行その19
奄美 16日目(8月 5日)です

朝6時に起床 こちらのお宅は布団ではなく
畳の上にゴザを引きその上に横たわります
ゴザの心地よさがこんなに良いとは思ってもいませんでした
冷たくて気持ち良いのです

本日は日曜日なので 泉さんご夫婦は朝7時から
教会で集会です
我々はうららのお散歩を兼ねて 奄美最後の朝を満喫しに
港へと足を運びます

本日は 午前中に船の中での食料調達して
午後はゆっくり昼寝をし 夕方6時には乗船所へ

それだけでは物足りないだろうと 名瀬市内にある
博物館へ連れて行って下さる事になりました
島の歴史 著名人の展示物 様々な生き物 と
これまた子供の興味をそそる場所です
案の定 自分達が拾った貝の名前や 見つけた鳥
魚 虫達を探して駆け回っています

外は相変わらず強い日差しが降り注いでいますが
室内はエアコンにより快適そのものです

スーパーでは食料を買出しをと うららと共に店内に
入ろうかと思ったのですが 
店内通路が狭く盲導犬との並列歩行が厳しそうだったので 
玄関脇の涼しい所で休んでいてもらう事にしました

パン 缶詰 インスタント麺 お菓子 おつまみ
山ほど買いあさり これがほんの数日で我々のお腹に
納まるのかと思うと驚きを隠せません

楽しい時間はなぜ早く過ぎ去って行くのでしょうか
あっと言う間に夕方が来ました
荷物をまとめ お世話になった泉さんそして
大熊の方々とお別れの時がやってきました
玄関先で記念撮影を何枚も撮り 別れを惜しみます

あかの他人の私達に美味しい料理と まるで自分の
孫のように私の子供を可愛がって下さった奥様
8年前も今回も暖かく迎えてくださった大熊の皆さん
いくつ握手したか覚えていません 本当にありがとう

ご主人運転の自動車に乗り込み皆さんの姿が見えなくなるまで
車内で手を振り続ける子供達 私はただただ頭を下げるのみ

名瀬港に付き 乗船手続きを済ませ船着き場へ
18時50分 ありあけが入港 タラップが降り沖縄からの
乗船客が下船してきます

乗船される方どうぞの係員の声 とうとうこの時が
やって来てしまいました 

ありがとう 本当にありがとう
お世話になりました また必ず参りますそれまで
どうかお元気で居て下さい

子供達の口からは 奄美のおじいちゃんありがとうの
言葉が出てきます

硬い握手

タラップを登り乗船 一歩一歩がとても辛いです
あやまる岬での125段の階段なんて比較になりません

デッキに荷物を置き 下で見送る泉さんに向けて
大きく両手を振り「さようなら」です

大きな声と一緒に大粒の涙まであふれてきます
子供達の声もかすれ 鼻をすする音も
どうかお元気で

さよなら泉さん さよなら大熊の皆さん
さよなら先生 さよなら渡連キャンプ場の皆さん
さよなら綺麗な海と砂浜そしてアダンの木

さよなら奄美